競売における執行官訪問について

競売における執行官訪問

競売の手続きが進んでいくと、裁判所の人が家に来ることになります。

「執行官訪問」というものですね。

執行官訪問が行われると、実際に住宅を手放すまでの時間は長くありません。

そうは言っても、急に執行官訪問が行われるわけではありません。

まずは簡単に、執行官訪問までの流れを見ていきましょう。

執行官訪問(裁判所の人が来る)までの流れ

競売というのは、住宅ローンを滞納していたり、住宅を担保に入れて借りたお金を滞納していた時に行われることになります。

滞納が続いていると、まずは債権者から催促状が届きます。

催促状が届いても返済ができないと、債権者と話し合いをしたり、場合によっては債務整理をしたりするわけですが、それでも滞納が続いていると、競売に進むことになります。

競売の申立てが行われると、裁判所から「競売開始決定通知」が届きます。

それから少し経つと、いよいよ裁判所の人が家に来る(執行官訪問)のです。

執行官訪問で行われること

では、執行官訪問では具体的にどういったことが行われるのでしょうか?

1番の目的は「競売物件を調査すること」です。

競売物件は、次に誰かが購入することになります。

売り出すにあたって、どのような物件なのかを調査・評価するのがこの段階です。

外観の調査だけでなく、家内部の調査も行われます。

そのため、執行官は家の中にまで入ってくるのです。

執行官訪問を断ることはできるのか?

裁判所から来た人が勝手に家に上がりこむというのは、いい気持ちではありません。

自分の家に他人が入ってくるわけですから、断りたいと思う人だっているでしょう。

ですが残念ながら、この執行官訪問というのを断る権利はありません。

執行官訪問は、裁判所の命令によって行われるのです。

法律に基づいた訪問なわけですし、この訪問をしないことには、競売手続きを進めることができないのです。

仮に、「勝手に家に上がらないでください」と拒否したとしても、意味はありません。

そもそも、競売というのは借金の返済ができない人に対しての最終手段なわけですので、「借金返せないけど家には手を出さないでほしい」なんてことは通用しないのです。

任意売却を検討する

執行官訪問が行われると、住宅を手放す日は遠くありません。

競売では強制的に住宅を手放すことになりますが、他にも手段はあります。

「任意売却」という手続きです。

任意売却でも住宅を手放すことに変わりはありませんが、競売と比べて、明らかにメリットが大きいです。

執行官訪問が行われたら、任意売却を検討してみるのも1つでしょう。

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