奨学金を返済できない場合の影響と対策

奨学金を返済できない場合の影響と対策

奨学金制度を利用した場合、卒業後は奨学金を返済していくことになります。

学業のためとはいえ、返済することが前提で利用しているわけですから、やはり返済義務はあります。

ただ、中には返済ができずに延滞してしまうようなケースもあります。

もし奨学金の返済ができなくなってしまった場合、どのようになるのでしょうか?

延滞するとブラックリストに載る

消費者金融などでキャッシングをして延滞した場合と同じように、奨学金を長期(約3ヶ月)に渡って延滞すると信用情報機関(ブラックリスト)に情報が登録されることになります。

ブラックリストに載ると、今後新たにキャッシングをする時やローンを組む時などに審査に通りづらくなってしまいます。

キャッシングの審査に通らないならまだしも、住宅ローンや車のローンにも影響してしまいますから、長期の延滞には十分に気をつけなければいけません。

延滞金が上乗せされる

9ヶ月以上の延滞が続いていると、5%の延滞金が上乗せされることになります。

これは法的処理になりますから、交渉をしたり、こちら側でどうこうできることではありません。

5%とはいえ、長期に渡って延滞が続いているとびっくりするような金額に膨らみます。

元本が100万円だったのに60万円の延滞金がかかったようなケースもあります。

返済できない場合の対策は?

このように、奨学金の返済ができないと大きな影響があるわけですが、返済が苦しくなった場合、何か対策はできないのでしょうか?

奨学金が返済できない1番の理由は、「収入が少ないこと」です。

もし、年収が300万円以下なのであれば、減額返還や返済猶予といった制度を利用することが可能です。

2つの制度について、解説をしていきます。

減額返還とは

減額返還とは、毎月の返済金額を半分に減らすことのできる制度です。

例えば、月に14000円の返済をしている場合、減額返還を利用すれば、月の返済は7000円になります。

年収が300万円以下であれば、月の手取りの収入は20万円前後になりますから、返済金額が半分になるだけでも負担は大きく減らすことができるかと思います。

返済猶予とは

返済猶予とは、奨学金の返済をしばらく待ってもらうことのできる制度です。

時間が経過することによって、収支状況が変わる見込みがあるのなら、返済猶予を利用するのは効果的だと言えるでしょう。

支払いが苦しくて延滞してしまうくらいなら、すぐにでも返済猶予を利用した方がいいとも言えます。

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