任意売却と競売の違い

任意売却と競売の違い

任意売却と競売、どちらも不動産を売却することに変わりはないのですが、デメリットの点では大きな違いがあります。

先に結論から言ってしまうと、任意売却よりも競売の方が圧倒的にデメリットが大きいです。

ですので、土地や住宅を手放すとしても、できれば競売は避けた方がいいということを最初に知っておいてください。

では、任意売却と競売には具体的にどのような違いがあるのでしょうか?

任意で売るか・強制的に売るか

まず、前提として知っていただきたいのが売却する際の形式です。

任意売却は名前からもイメージができるように、自分の意思で(任意で)不動産を売却する方法です。

一方で競売は、裁判所を通して強制的に不動産を売却する方法です。

どちらも不動産を売ることには変わりないですが、「本人に売却意思があるか・ないか」が違うのです。

売却価格

何よりも大きな違いとして挙げられるのが、売却価格です。

任意売却を利用した場合は、市場価格に近い価格で売却できるケースが多いです。

対して、競売の場合、市場価格の6〜8割程度の価格で売却することになります。

一般的に不動産というのは高価なものですので、2〜4割ほど違ってくると、売却価格も大きく異なってきます。

プライバシー

プライバシーの面でも、任意売却と競売は異なります。

任意売却は、一般的な不動産売却と同様の方法をとるため、売却した理由が仮に借金の返済であったとしても、その理由をまわりに知られるようなことはありません。

一方で競売は、売却した情報が競売物件として新聞やネットに公開されることになります。

多くの人は、競売物件=借金返済のために手放した物件という認識を持っていますから、不動産を手放した理由が知人などに知られてしまう可能性があるのです。

引越し費用の受け取り

任意売却をする場合、交渉をすることで債権者から最大30万円の引越し費用を受け取ることが可能になります。

それに対して競売では、引越し費用を受け取ることのできるケースはほとんどありません。

住宅を手放すということは必ず引越しをすることになりますから、引越し費用が出るか出ないかは大きいかと思います。

現実的に、借金の返済が苦しくて住宅を手放すのに、引越し費用を捻出するのは非常に困難です。

退去日

任意売却では、退去する日にちを相談によって決定することができます。

ですが競売の場合は、退去日を指定されるケースが多く、指定日に退去ができないと不法占拠者として強制的に追い出されることもあるのです。

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