任意整理と民事再生の2つの違い

任意整理と民事再生の違い

債務整理をするにあたって、任意整理と民事再生のどちらかを考えているのであれば、この記事を読み進めていただければと思います。

任意整理と民事再生は、どちらも財産処分や資格制限がないという点で共通しています。

似たような手続きだと感じるかもしれませんが、大きな違いが2つあります。

今回は、任意整理と民事再生の2つの大きな違いを説明していきます。

1、減額される借金の大きさ

任意整理も民事再生も、手続きをすることによって借金を減額することができ、減額後の借金を返済していく形になります。

ただ、借金の減額の大きさは2つの手続きで異なります。

任意整理の場合、引き直し計算をすることによって法定金利以上での返済をしていたことがわかった場合、払い過ぎていた利息の分だけ減額されることになります。

借入当初から法定金利内であれば、借金が減額されることはありません。

将来的な利息がカットされることにはなりますが、今ある借金が減るわけではない、ということです。

一方で、民事再生の場合、借金は大幅に減額されます。

借金の残額にもよりますが、5分の1くらいに減額されるのが基本です。

この減額幅は、任意整理よりも大きいケースがほとんどです。

2、手続きする会社を選ぶことができるか

もう1つの大きな違いとして、手続きする会社を選ぶことができるかどうか、ということが挙げられます。

これは手続き方法の違いによるものです。

任意整理の場合、消費者金融などの債権者に対して直接交渉をして、和解をする手続きになります。

そのため、複数社から借入をしていたとしても、どの債権者に交渉するかをこちらが選ぶことができるのです。

3社から借入をしているけれど、そのうちの1社だけ任意整理をする、なんてことも可能です。

一方で民事再生ですと、裁判所を通して手続きをすることになります。

裁判所を通して手続きをする場合、全ての債権者に対して手続きをする必要があるのです。

民事再生の場合は、例えば3社から借入をしているのであれば、3社全てに対して手続きをしなければならない、ということです。

自分がどのような手続きを望んでいるかがポイント

以上2つが、任意整理と民事再生の大きな違いになります。

できる限り大きく減額して負担を減らしたいのであれば、民事再生を選んだ方がメリットが大きいかもしれません。

反対に、借入している業者の一部だけを手続きしたいのであれば、任意整理を選ぶべきだと言えます。

どのような手続きをしたいのかによって、どちらをオススメするかは変わってくるのです。

自分にとってどちらの方がメリットが大きいかを正確に知りたいのであれば、まずは弁護士や司法書士に相談してみるといいですね。

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