特定調停をすることによる5つのメリット

特定調停のメリット

特定調停にはどういったメリットがあるのでしょうか?

主に5つのメリットがありますので、順番に見ていきましょう。

引き直し計算によってさかのぼって金利を下げる

長い期間に渡って借入を続けていた場合、法定金利以上の金利で借入・返済をしていた可能性が高いです。

特定調停をすることによって、正しい金利で返済をしていた場合はいくらになるのかを計算することになります。

これを、引き直し計算と言います。

引き直し計算をすることによって、払い過ぎていた利息があった場合は、現在の借金から減額することができます。

大きな金額を長期間借りていた場合は、数十万、多いと100万円を超える減額をすることができるので、このメリットは非常に大きいと言えます。

他の債務整理と比べて費用が安い

特定調停は、裁判所が間に入って行う手続きであり、自分で申立てることのできる手続きです。

自分で申立てをした場合、1社あたりの費用は1000円程度だと認識していただければと思います。

これは他の債務整理と比べると、非常に費用が安いと言えます。

債権者からの取り立てをストップすることができる

支払いが遅れていて、消費者金融などの債権者から取り立てがきている場合は、特定調停によって取り立てをストップすることができます。

申立てをして、2、3日後には裁判所から債権者に連絡がいくことになります。

そうすると、以後、債権者から取り立てがくることはなくなります。

支払う意思はあってもどうしても支払いが厳しい人にとっては、メリットですよね。

借金原因を問われることがない

例えば自己破産をする場合、借金をした原因がギャンブルやショッピングなどの浪費であると、認められないケースがあります。

本人が手続きを望んでいても、お金を借りた理由によっては手続きをすることができないのです。

一方で特定調停の場合は、そういった借金原因を問われるようなことがありません。

「ギャンブルで多額の借金をしてしまったけれど、再スタートをするために特定調停を利用する」なんてことも可能だというわけです。

比較的影響が少ない

自己破産や個人再生と比べると、影響が少ないこともメリットだと言えるでしょう。

例えば、自己破産・個人再生をすると、その旨が官報に掲載されることになるのですが、特定調停をしたことによって掲載されることはありません。

また、職業が制限されたりといった資格制限もありません。

官報に掲載されるのは絶対に避けたい人や、資格制限に該当する仕事に就いている人は、特定調停を検討するケースが多いのです。

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