会社更生とは – 民事再生との違い

会社更生とは

会社更生とは、会社を再建させるための方法の1つです。

主に大企業を対象としていて、裁判所が選んだ管財人によって会社を再建していくこととなります。

手続きは管財人主導で行われる

会社更生は、管財人によって手続きが進んでいきます。

そのため、債権者の判断で不動産を競売にかけたりすることはできません。

会社更生の目的は、会社をリセットしてリスタートをすることです。

会社をリセットするということは、資本金が減資されて株主が金銭的な負担をすることもありますし、取締役を全て入れ替えることもあります。

会社更生というのは、多くの関係者に影響を及ぼす手続きだと言えるのです。

会社更生による従業員への影響

会社更生による影響をもう少し見ていきましょう。

会社更生をすると、基本的に経営者や株主は地位を失うことになりますが、従業員には影響を及ぼしません。

更生手続きをしたからといって、雇用関係がなくなるわけではないのです。

ただ、現実的な問題として、再建するにあたって全ての従業員をそのまま在籍させておくことは非常に難しいと言えます。

そのため、多くの人がリストラされて、従業員が減るケースも少なくありません。

会社更生と民事再生の違い

会社再建手続きとして代表的な手続きには、会社更生の他に、民事再生があります。

では、この2つの手続きはどのように違うのでしょうか?

1番の違いは「誰が主導となって手続きを進めていくか」ということです。

冒頭でお伝えした通り、会社更生は裁判所が選んだ管財人によって会社を再建していきます。

一方で民事再生は、取締役はそのまま会社に残り、会社主導で再建をしていきます。

管財人主導か、会社主導か、という違いですね。

当然、会社主導で手続きを進めていった方が自由が効くと表現することができるでしょう。

そのため、民事再生によって会社を再建していくケースが多いです。

民事再生の場合は、不動産を競売にかけることも可能になったりしますから、債権者が手続きに同意していて初めて手続きをすることができるのです。

民事再生に失敗して会社更生をするケースもある

中には、最初は民事再生によって会社再建を図ったものの、思うように再建ができずに、結局会社更生をすることになった、ということもあります。

経営陣は辞めたくないですから、可能であれば民事再生で再建をしたいのでしょう。

できることなら会社の意思で再建していきたいと考えるのが一般的ですが、実際にやってみると難しいケースもあるのです。

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